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無題 - 過去メンバー

2011/05/28 (Sat) 09:00:51

りんだってまだ活動してるんです?

やっと引退します - luna

2010/09/29 (Wed) 20:13:28

お久しぶりです、オレンジ鯖ではじめてMMOをやり、輪蛇に
お世話になりGvの楽しさを覚え、リアル事情で引退したものの
ハンゲ鯖で復活し640まで育てましたが、やっと本日
引退の決意ができました。
自分への区切りとおもいこちらにも書かせていただきました

レッドストーン沢山の思い出をありがとう

そしてさようなら

復帰しようかなーと - 秋夫

2010/06/25 (Fri) 13:04:55

件名の通りPさんのhp鎧も返し忘れたままで戻ってみようと思ったら垢ハックされかけてやんの\(^o^)/
メイン垢はワンなんちゃらで生き残ってましたが
別垢ハックされてクエダブ、知識頭等がなくなりやる気が削がれました。とりあえず今日の夜にでもINし直します

リレー小説 - エディ・ゲレロ

2009/12/27 (Sun) 18:38:42

 この世界に住む冒険者ならば、誰もが一度は耳にする言葉がある。

―RED STONE―

 不死の霊薬、富と権力の源と言われる、天から降りてきたとされる赤い色の石。
 この赤い石の伝説が生まれて500年経った今もなお、実際に目にした者は数少ない……
 その世界に、俺は足を踏み入れる。
 赤い石を手に入れる為に……
 そして、石を求めて探し続ける者達と拳を交えるのだ。
 だが、相手もこの世界に自らの命を賭けている者達だ。今の俺の実力だと全く勝ち目は無いだろう…
 実力差を少しでも埋める―その為には自分だけが持つ技を編み出すしかない。
 小さい頃、魔物に襲われた俺を救ってくれた武道家はこう言ってくれた。

『相手の技を盗み、己の新たな技として昇華してこそ武の極みだ』と。

 この言葉を胸に、俺は今日まで鍛錬を積んできた。

―武道家 チキータ―

 俺の名前が世界に響き渡り、その歴史に名を残すのか、それとも―
 その全てはここから始まる、長い長い闘いの日々が教えてくれる。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2009/12/31 (Thu) 23:31:23

「ここがブルンネンシュティングか」
 石と煉瓦で形成された街を俺は歩いていた。
 古都ブルンネンシュティング―農業と交易の文化が発展したフランデル大陸の極東地域の中心に位置しており、『RED STONE』を追い求める全ての冒険者にとって始まりの街である。
 それにしても……

『〈!〉銀行付近にて見せ売りをしております! 興味ある方は耳ヨロ!』
『〈!〉秘密PT募集中! 支援、BISさん特にお待ちしております!』
『〈!〉当ギルドでは現在メンバー募集―』

「うるせぇんだよ……」
 コイツ等は本当に探す気があるのだろうか? 特に最初の叫び。
 半ば呆れつつも街中を歩き回ると、街の中心であろう噴水のある広場に辿り着いた。
そこで俺が目にしたのは、数え切れないほどの冒険者達であった。
「さすが古都……すげぇ人数だな」
この中に自分と拳を交える奴がいるかもしれない―そう考えると思わず身体が震えてくる。
 そんな時、野太い男の怒声が辺りに響き渡った。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/01/03 (Sun) 11:40:56

「ご、御免なさい御免なさい御免なさい!!」
 人だかりを押しのけて現場に着いた俺が見たものは、頭を床に擦り付けて土下座している町人に大剣を突き付けている戦士の姿だった。
「てめぇ……誰の足を踏んづけたのか分かってんのかコラァ!!」
「すみません! 本当にすみません!!」
「あぁ!? 本当にすまないと思うんだったら慰謝料持ってこいやぁ!!」
「ヒィィ!!」
 今の話を聞く限り、事の起こりは町人が誤って戦士の足を踏みつけてしまったらしい。まぁ、こんな人混みだからやってしまうのも仕方のない事だが「いい加減にしとけよ」って、誰かが止めに入ったよ。あの服装は―シーフ?
「んだテメェ! 引っ込んでろや!!」
 いきなりの闖入者であるシーフに凄い剣幕で睨みつける戦士。
「黙れ冒険者の恥さらし。引っ込むのはお前だ阿呆」
 尻込むどころか罵詈雑言を浴びせるシーフに、戦士の憤りは頂点へと達した。
「テメェ……そんなに死にてぇなら望み通りにしてやらぁ!!」

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/01/09 (Sat) 00:19:31

 大剣の切っ先をシーフに向ける戦士。それに対してシーフは武器を持って応戦する気はないらしく、ズボンのポケットに手を入れたままだ。
「おい、一つ聞かせろ」
 不意にシーフが言い出した。
「あぁ!? 今更命乞いかコラァ!!」
 かなりの怒気を含んだ声で応じる戦士。大剣はいつでも振り下ろせるよう、大上段に構えを変えていた。
「お前、本当に強いのか?」
「当たり前だろ!」
「弱いよ。お前は」
「ハッ! お前のような小さい体の奴に負ける気なんぞしねぇよ!!」
「体はな……だが強さってのは体だけで計れるモンじゃねぇ」
 そう言ってシーフは自分より一回りも大きい戦士にひるむ事なく言葉を続ける。
「それが分からない限り、俺はお前に負ける気はしない」
「な、な、何だとぉ!!」
「教えてやるよ。強さってのはな―」
 ズボンのポケットから手を出した瞬間、シーフは今まで自分がいたその場から姿を消し、
「心だよ」
 いつのまにか戦士の目の前に立っていた。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/01/10 (Sun) 13:38:57

 勝負は一瞬だった。
 突然の出現に驚く戦士の首筋にシーフは手刀を叩き込んで昏倒させると、再びズボンのポケットに手を入れて、何事無かったかのようにその場を去っていった。
「す、すげぇ……」
「あの手刀の早さ、ハンパじゃねぇ」
「そうなの? 私、どうやってあの戦士を倒したのか分からなかったわ……」
 野次馬達はざわめいていた。あまりの早さに呆気に取られていたのだ。
 だが、俺は別の事に頭を回らせていた。
「相手との距離を一瞬に詰める事で隙を作る―か」
 もし距離を詰めると同時に相手にダメージを与える事が出来たなら―
「―閃いた」
「なぁ、アンタも見ていたか? あのシーフの早技」
 野次馬の一人が俺に話しかけてくる。
 丁度良い、コイツを新技の実験台にしよう。
「お、おい何処行くんだよ」
 話しかけた奴から一旦距離を取り、そして向き合う。
 そして―
「―とうっ!」
「ぐぼぉっ!!」
 話しかけた奴の顔にめり込む俺の膝。
「出来た。飛び膝蹴り」
 俺の新しい技だ。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/01/17 (Sun) 17:03:55

「おい見たか?」
「あぁ見た見た」
 野次馬達が今度は俺を見て騒ぎ始めた。
「あいつ酷いな。話しかけてきた奴にいきなり飛び膝蹴りなんて」
「全く、さっきのシーフとえらい違いだよ」
「最っ低ね」
 何だろう、俺を見る周りの視線がすごく殺気めいている気がする。
「ちょっと貴方!」
 憤然とした表情で一人のアーチャーが俺の前にやってくる。
「一体何を考えているの!? この人は話しかけてきただけじゃない!!」
「いや、それは……」
 まさかふと思いついた技を出してみたなんて言えない。
「貴方みたいな人がいるから、私達冒険者が街の人から白い目で見られるのよ!」
「いや、俺はだな……」
 冒険者じゃなくて格闘家なんだが……分かってもらえないんだろうなぁ。
 周りの空気が険悪に包まれているのを肌で容易に感じ取れるようになった時、一人のウィザードが俺とアーチャーの間に割るように話しかけてきた。
「あぁ、こんな所にいたんですか」
 この不穏な空気に気付いていないのか、表情は穏やかで口調もいたってのんびりとしている。
「いや~どうもすみません。寝坊してしまいました」
「誰よ貴方」
 アーチャーがウィザードをジロリと睨みつける。
「通りすがりのウィザード……じゃあダメですか?」
「当たり前じゃない」
「ですよねぇ」
 苦笑いするウィザード。
「私、ギルド『Eternal』マスターのフロイドと申します。この度は新たに加入する者がご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
 深々とアーチャーに頭を下げるウィザード。
だがアーチャーの顔は真っ青になっていた。そして周りの人達も引け腰になっている。
「こ、こちらこそ、どうも失礼いたしました……」
 慌ててその場を去るアーチャー。同時に周りの野次馬も勢い良く去っていく。何だ、一体どうしたんだ?
「さて」
 辺りに静寂が漂い始めた頃、ウィザードは先ほどと変わらぬ穏やかな表情を俺に見せた。
「待っていましたよ、格闘家チキータさん」

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/02/11 (Thu) 13:22:01

「……待っていた?」
 ここに来て早々騒ぎを起こした俺を?
 怪訝な表情を浮かべる俺にウィザード――フロイドは首肯した。
「大陸を旅している仲間から、『己独自の技を編み出す為の旅をしている奴がいる』と聞き、丁度この街に向かっているという事でしたのでお待ちした次第です」
「そりゃご苦労なこった」
「そうでもありませんよ?」
 朗らかな表情のままフロイドは言葉を続けた。
「貴方の様子は逐一報告をいただいておりましたからね」
 気づけば俺は、フロイドの手首をもの凄い力で掴んでいた。
「あの……もの凄く痛いんですけど……」
「騎士警察はどこだ」
 無表情で問いかける俺にただならぬ何かを感じ取ったのか、しどろもどろした口調で応える
「え、えっとここから少し東側に古代宮殿のような建物が」
「よし」
 俺はフロイドの手首を引っ掴んだまままだ見ぬ古代宮殿に向けて足を進め始める。
「痛い痛い痛いです! い、一体騎士警察に何の用なのですか!?」
「お前を引き渡すんだよ」
「そんな! 私に一体何の罪が!」
「お前、さっき俺に何と言った?」
「き、騎士警察の場所ですか?」
「違うわ阿呆。お前は俺の事をどうやって知ったんだ?」
 この言葉にフロイドはしばし黙考し、「あ……」と絶望の表情を浮かべた。
「理解できたようだし、おとなしく裁かれろ」
「す、すみません! 貴方の事をもっと知りたいとつい――」
「そんな好奇心でプライバシーの侵害されてたらたまらんわ! さぁ来い!!」
「勘弁して下さい~!」
 突如繰り広げられた捕り物劇に、野次馬達が俺達の周りに集まってくる。
 それにしても、どうして人間というのは他人事になるとこう興味を示すのだろうか?
 ふと思いついたどうでもいい事に対しての結論を導き出す前に、フロイドの手首を掴んだ俺の腕を女が掴んでいた。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/03 (Wed) 23:38:40

「……何の真似だ」
 今からこのロン毛を騎士警察に連れていかなければいけないのに。
「この人をどこに連れて行こうっての?」
「騎士警だよ。コイツをストーカーの現行犯としてな」
「……なるほどね」
 ジロリとロン毛を見た後、何故か溜息を吐く女。思い当たる事があるのだろう。
 でも、俺の腕を掴む事は止めない。むしろ力が強くなっている気が……
「アンタの理由も尤もだけど、この人を連れて行かせる訳にはいかないわ」
「へぇ? じゃあお前はコイツの危機を救うヒーローか? カッコいいねぇ」
「ヒーロー? そんな柄なんかじゃないわ」
 更に力を強くしていく女。あ、ミシミシと俺の腕が悲鳴をあげているのが聞こえてきた。
「て、てめぇ……」
「確かに、このロン毛は自分の好奇心を満たす為なら平気で犯罪行為を犯すし、時折私達を巻き込んではその度に命の危機に晒されるし……正直言って、アタシも騎士警察に連れていきたい位よ」
「る、ルナリア君……」
 情けない声を上げるロン毛。やっぱり危険人物だったか。
「でもねぇ……」
 更に腕を掴む力を強くする女。腕の耐久力は既にレッドゾーンだ。そろそろ自分の腕の方を心配すべきか……
 額から脂汗が流れるのを感じながらも、何とか平静を装う。一方の女は掴む力を強くしていく一方だ。
「こんな奴でも、私達のギルドの長なのよ」
 バギャリッ!
 あ。何かすっごく嫌な音。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/13 (Sat) 08:11:19

「うぐあぁっ!」
 襲い掛かる激痛に耐えられなかった俺は、ロン毛(本当はフロイドという名前があるのだが、もうこの呼び名で通す事にしよう)の腕を放して蹲る。
 そんな俺を見て、女は落胆の声を漏らした。
「あら、意外と脆いわねぇ」
「脆いわねぇじゃねぇ!」
「あら、そんな汚い言葉を使うのはこの腕?」
「ぎゃああああああああああっ!」
 更に力を入れられた。この女、どんだけ力があるんだ……っ!
 猛烈に襲ってくる激痛に意識が徐々に途切れ始める。こうなったら――
「…………何よ」
 せめてコイツの顔をハッキリと目に焼き付けてから気を失ってやる。
 肩にまでかかった淡い草色の髪、それを突き破って姿を現しているやけにとんがった耳、俺を見ている少し釣り目の中で宿っているその青い瞳がもの凄く腹立たしい。
「……あ?」
 とんがった耳?
 意識が向こう側に持って行かれそうになるのを何とか堪え、俺は女の顔――耳を凝視する。やはりとんがった耳だ。
 俺の知る限り、こんな特殊な形状をした耳を持つのは1つしかない。しかし……
「なん……で、え……」
 全てを言い終えるより先に、俺の意識は闇の中へと飛び立っていた。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/14 (Sun) 12:09:44

「起きてよー! ねぇ起きてよー!!」
 鬱蒼とした森の中で、少女の声が響き渡る。
 目の前には、剣を突き立てられたままで事切れている血塗れの男が倒れており、少女は男に縋って泣き喚いていた。
「いやだよー! 死んじゃいやだよー!!」
 少女の必死の懇願も、既に事切れている男の耳には聞こえるはずもない。
 男はフランデル大陸でその名を馳せた武道家で、指名手配中の犯罪者を捕まえ欲しいと村の依頼を受け、潜伏先である森の中へと入っていった。
 こんな結末になる事を知らずに……
 少女は、かつて孤児だった自分を拾ってくれた武道家を親のように慕い、常に付き添っていた。
 この日も、少女は連れていく事を躊躇う男に半ば無理矢理付いていった。
 今日も依頼を無事にこなし、二人で和気あいあいと夕食を食べる事が出来る――少女は確信していた。
 それだけに、目の前の現実を受け入れる事が出来ないでいた。
「……お父さーん!!」
 ずっと言いたかった。この日まで自分を愛してくれた感謝の想いを伝えたくて。
 ずっと言えなかった。自分を拒絶されるのが怖くて……
 でも、今となっては全てが遅かった。
 少女の想いが詰まった心の叫びは、森のざわめきに中に消えていった――

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/20 (Sat) 12:06:49

 目を開けると、そこには一人の男の顔が映っていた。
「気がついたようだな」
 目を開けた事に安堵したのか、男の顔が緩んだ。
 どうやら俺は寝かされていたようだ。背中に感じるベッドの柔らかさが気持ちいい。
「ここは……」
「ギルド『Eternal』の医務室だ。まぁ俺の自室でもあるんだがな」
「………………何?」
 今、もの凄く不吉な単語が耳に入ったんだが。
「ここはギルド『Eternal』の医務室だ」
「冗談じゃない!」
 俺はここのギルドの奴に気絶させられたんだ。治療してもらったからといって恩を感じる事は無く、それどころか激痛が体中を駆け巡って痛いぃぃぃいいいいっ!!
「~~~~~っ!!」
「おっと、いきなり体を動かすなよ。お前は怪我人なんだからな」
 無理に体を起こそうとした俺を見て苦笑した後、そっと寝かしつける。その慣れた手つきに、いつしか俺は体を委ねていた。
「まぁお前が怒るのも無理はない。いずれあの二人にはちゃんと謝罪するよう言っておく。だから今はおとなしくしてくれないか? あぁ、ゆっくりでなら体を起こしても構わんぞ」
 憮然としながらも、俺は肯定の頷きを入れる。
 すまんな、ともう一度苦笑すると、壁に供えられた棚に向かい中の整理をし始めた。むぅ、やっぱり手慣れた手つきだ。
「そういえば、まだ名前を言ってなかったな」
 ふと思い出したかのように言う男。でもこの声色、どこかで……あぁ!
「ギルド『Eternal』医務員、レオンハルトだ。レオと呼んでくれ――っと、これだこれだ」
 目当ての物でも見つかったか、瓶を持ちながら再びこちらにやってくる。
 だが間違いない、この男――
「ん? 俺の顔に何か付いているか?」
 ――広場で町人を助けたあのシーフだ。

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/22 (Mon) 13:51:55

「あぁ! 気が付いてましたか!!」
「もぅ、何でアタシまで……」
 部屋の扉が開くと同時に、慌てた男と声と不満たらたらの女の声が耳に入る。この声はまさか……
「遅いぞ」
 予想より遅かったのか苛立ちをあらわにするレオさん。声からして不満を隠す素振りもない。
俺はゆっくりと体を起こしながら入ってきた男女を見る。
果たして、俺の予想は当たったようだ。
部屋に入ってきたのはロン毛こと、ここのギルドマスターであるフロイドと……え~……
「耳がとんがっている暴力女」
「何ですってぇ!?」
 やっぱり激怒した。でも、名前知らんしなぁ……
「うるせぇぞルナリア」
「でも!」
「………………一ヶ月間、デート禁止」
「ごめんなさい」
 一瞬でおとなしくなる……え~と、ルナリア? でいいんだよな。あと、この二人付き合っていたのか。
「ちょちょ、ちょっと待って下さい!!」
 いきなり慌てだすロン毛。何なんだよいきなり……
「チキータさん! 貴方ルナリアさんの耳がとがっているって分かるんですか!?」
「「――っ!!」」
 この言葉に二人も驚いた顔した。俺を見る目には明らかな動揺の色が見える。
「な、何だよ……」
「お前、コレをちょっと見てみろ」
 そう言ってレオさんは懐から何かを取り出した。これは……メス?
「はぁ? 何でそんな」
「いいから」
 何だよ全く……えっと、やっぱり普通のメ――ってあれ? 何かぼんやりと赤い光が……
「どうだ、何か見えるか?」
「ぼんやりと赤く光ってるな。あと心なしかちょっと暖かい」
「そうか」
 俺の回答にどういう訳か難しい顔をしながらメスを懐にしまい、二人と話し込むレオさん。あれ? なんかマズかった?
「マスター、とんでもない奴を引き入れようとしたな……」
「君もそう思いますか……」
「ウソよ、どうしてこんな奴が……」
 それぞれの感想を言いながら俺を凝視する三人。つか一番最後やかましいわ。
「言いたい事があるならハッキリと言え。コソコソすんのは嫌いなんだよ」
 不機嫌をあらわに言ってやると、三人は揃って言った。
「「「ギルドに入ってくれ」」」

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/03/28 (Sun) 21:08:12

 レオさん、貴方もか。
「うおぉい! いきなり何でそんな結論にな――痛ぅ!!」
「だから激しく動くなと言っただろうが……」
 呆れた顔をしつつも再び俺をゆっくり寝かしつけるレオさん。いや、そもそもの原因が自分達だって分かってるのか……?
「まぁ、いきなり入れと言われても戸惑うわな」
「そうですねぇ、そろそろ理由をお話しした方が良いのかも知れません」
「呆れた。まだ言ってなかったのね」
 苦笑を浮かべながらレオさんは懐から再びあのメスを取り出した。
「さて、さっき見てもらったこのメスだが――何で出来ていると思う?」
 いきなり何を言い出すんだろうか。そりゃぼんやりと赤く光ってたり、ちょっと暖かかったりするところが特徴かもしれないけど……
「さっぱり分からん」
 メスが何から出来ているのかも興味無いのに。
「そりゃそうか。すまなかったな」
「これで何か分かってしまったら、それこそ私の想像以上です」
「当然の結果ね」
 そんな俺の返答に三者三様ではあるが安堵の表情を浮かべる。
何だろう、心の底から湧き上がるこの不快感は。
「で、このメスが何だってんだ?」
「これがレッドストーンだ」

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2010/04/11 (Sun) 23:20:34

「……はぁ?」
 こんな医療器具が?
「正確にはレッドストーンを加工して作ったものでな、俺の自慢できる唯一の品だ」
「馬鹿かお前は」
いくら頭に自信のない俺でも、それがレッドストーンじゃないというのは知ってるわい。
「信用ねぇな。じゃあ、ちょっとした能力でも見せてやるか」
「能力?」
頭に疑問符を浮かべていると、レオさんはメスを俺に向けて振りかぶった。何故に!?
「ちょ、気に障ったなら謝る!」
「いいから、じっとしてろ」
ヤバい。俺を見るレオさんの目が笑ってねぇ。
逃げないと――駄目だ! ドアは自分の向かい側。オマケにロン毛と暴力女が微妙な顔をしながら遮るよう立ってて、俺達の成り行きを見守っていやがる……っ!!
「や、やめ――」
必死の懇願も空しく、レオさんは自慢のメスを振り下ろした。
「ぐああっ!」
メスの切っ先は俺の身体を捉え、鮮血が噴き出す。身体中を駆け巡る激痛も先ほどとは比べ物にならない! あ、口からも血が溢れて……
「な……なん、で……?」
 血でいっぱいになった口を必死に動かし、何とか言葉を紡ぐ。
 答えはいたって単純だった。
「俺のメスを馬鹿にしたから」
「そ、そんそん……」
 ヤバイ、身体中が痙攣し始めた。目も、かすん、で……
 レオさんは今にも死の世界へと旅立とうとしている俺の肩を叩き、言った。
「運が良けりゃ、来世でまた会おうな」
 冗談じゃない、という言葉は、レオさんの耳には届かなかった。

引退 - 秋夫

2010/03/07 (Sun) 19:18:51

いきなりですが引退します。
理由
・自分のPSがこれ以上上がらなく、ギルメンに迷惑をかけている。
・RSに熱が無くなった。
大きな理由はこの二つです。

Re: 引退 訂正 - 秋夫

2010/03/07 (Sun) 19:55:15

引退じゃなくて 仮引退にします。
4月から忙しくなるので(´・ω・`)
また熱入るかもですし(´・ω・)
仮引退開始は4月からにしますので
Gvはラスト2週間やろうかと思います
それでは。

無題 - 秋夫

2010/01/24 (Sun) 10:56:03

久々に今日だけINします。
というかINしてます。
装備若干消えました ドユコト
ともかく2月9日が勝負なのでガチになります。
当たっても砕けない強固なものにしまs(`・ω・´)b

懺悔 - エディ

2010/01/18 (Mon) 12:21:02

 会社からコッソリ打っています。エディです。
 件名のとおり、今回はちと懺悔というか…といいますのも、昨日UPした小説ですが、長さ的にも分かるように自分で制限した文字数を大幅に多くなった状態で載せてしまいました。
 言い訳にもなりませんが、どこで区切ればいいか正直思いつかず、結局全部載せちゃおうという結論になり、後悔しています…

 こんな駄文で申し訳ありませんが、ご一読いただければ幸いです。
 では失礼いたしました。

リレー小説 - エディ・ゲレロ

2009/12/20 (Sun) 22:45:58

 え~…先ほどの全体集会で提案したリレー小説ですが、あまりに突拍子のない話だと思いますので、どんなものなのかというのをこの場を借りて書かせていただきたいと思います。

 リレー小説とはひとつの小説や童話などを、複数の人が順次受け継いで書いていく、みんなで作る小説で、今回でいえばRSの小説という事になります。

 で、書くにあたっていくつかルール(あまり設けたくないけど、設けないと…)を書かせていただきます。

 ・あまりにも不適切(他のGメンに対するあからさまな誹謗中傷とか)な文章は何の躊躇もなく削除
 ・執筆する際の行数の上限(本来は文字数ですが、ここの場合は行数のほうが良さそうです)は10~15行(もちろん10行以下はOK)
 ・執筆者はなるだけ過去に書かれたストーリ-を踏まえた上で執筆する事(これは…まぁ状況によって変えたりしたいです)
 ・オリジナル要素を出したい(例えばレッドストーンにない職を出したい)場合、掲示板にその旨を書いていただいた上で、判断してもらう

 以上、いま思いつく限りの事のみですがこんなところです。

 もし、何か分からない事とかございましたら遠慮なく掲示板かもしくは自分にまでお聞きいただけましたら幸いです。

 それでは~

Re: リレー小説 - エディ・ゲレロ

2009/12/26 (Sat) 23:49:54

 えっと、先日ここに記入しましたリレー小説のうち、ルールの部分を一つ変更いたします。

 ・執筆する際の行数の上限(本来は文字数ですが、ここの場合は行数のほうが良さそうです)は10~15行(もちろん10行以下はOK)
 
 上記のこの部分ですが、行数の上限ではなく文字数の上限といたします。
 と言いますのも、いざ出だしを書いてみようと思い、執筆できたのはいいのですが、軽く15行以上あったというのと、文字数でいいんじゃないというご指摘もありましたので変更いたします。
 なお、文字の上限は400文字までといたします。

 では、失礼いたしました

昼間のGチャが静かすぎる - アモバン&セロクエル

2009/12/14 (Mon) 14:42:48

えっと、今アルバイトのような事しているのですが昼間暇で暇でw
GHいつでもしますのでGチャでレベル上げしたい方
モリ1Fでうまうましたい方(10n品を拾いたい方)お待ちしております。
あと、Gチャ用のキャラを入団させていいでしょうか?
よろしくお願いします。

Re: 昼間のGチャが静かすぎる - エディ

2009/12/16 (Wed) 12:15:20

 あっちゃん、無茶言わないで…
 夜ならともかく、昼は殆どが学校とか会社でっせ…(現に俺も会社からこっそりこれを打って…)
 でも、自分もそろそろモリ1F行こうかなと思っていますので、その時はよろしくです^^

対戦お申し込み - トントン一家 凪

2009/12/11 (Fri) 22:48:39

 だいぶ前に 12/13(日)にGVどうですか?との耳をいただいておりましたが、お返事しようとしたら リアル熱を出したり、GM様が見つからなかったりで、ギリギリになってしまいました。
 もっと早くこのブログの存在を思い出せればよかったのですが・・・;;
 13日のGVのほう、決まってしまいましたか?
 まだなようでしたら、ぜひお願いしたいのですが・・・。
 一応希望は、4禁で、こちらは185制限2PT前後です。希望時間は9:30~10:30です。
 もし可能でしたら、ブログのほうにコメントいただけると嬉しいです。
 せっかくお誘いいただいたのに、お返事が遅れてごめんなさい。輪蛇様からのお返事をお待ちしております!

Re: 対戦お申し込み - のぶドナ

2009/12/12 (Sat) 02:43:27

コンバンワー(o ̄∀ ̄)ノ”
対戦相手なんですが・・・・
ナントっ!もう決まってしまいました;w;
モウシワケナイ・・・・
20日か23日か27日あたりどうでしょ?
INしてるときみたら耳しますだ^^


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